大谷8号ソロも勝利にはつながらず マリナーズ逆転勝利

【エンゼルス4-7マリナーズ】@T-モバイル・パーク

エンゼルスは2対2の同点で迎えた3回表に大谷翔平の8号ソロで勝ち越しに成功したものの、先発のアンドリュー・ヒーニーが3本塁打を浴びて4回途中6安打4失点と踏ん張れず、4対7で逆転負け。4月の戦いを12勝12敗の勝率5割で終えた。一方のマリナーズはコツコツと得点を重ねて逆転勝利を収め、15勝12敗で4月を終了。首位アスレチックスに1ゲーム差の2位という好位置につけている。

エンゼルスは初回に一死1・2塁のチャンスを作り、アンソニー・レンドンのタイムリー二塁打とジャレッド・ウォルシュの犠飛で2点を先制。ヒーニーが1回裏にミッチ・ハニガーの6号先頭打者アーチ、2回裏にディラン・ムーアの2号ソロを浴びて同点に追い付かれたが、3回表に大谷の8号ソロで勝ち越しに成功した。ところが、ヒーニーは3回裏にムーアのタイムリーで同点に追い付かれ、4回裏にはトム・マーフィーに勝ち越しの2号ソロを被弾。あっさり逆転を許し、4回途中でマウンドを降りた。

反撃したいエンゼルスだったが、マリナーズ救援陣を攻略できず、5回表から4イニング連続で三者凡退。逆に、エンゼルス救援陣はマリナーズ打線に捕まり、リードを4点に広げられた。9回表一死3塁からウォルシュのタイムリーで1点を返したが、後続2人が倒れて試合終了。「2番・DH」でスタメン出場した大谷はレフトフライ、ライトへの8号ソロ、サードゴロ、セカンドゴロで4打数1安打1打点。今季の打率は.283、OPSは.972となった。

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