ソフトバンク・牧原大成内野手(28)が恐るべきキラーぶりを発揮した。8日の西武戦(ペイペイ)に「2番・遊撃」で先発出場。先月20日の楽天戦以来、今季5度目のスタメン起用に見事に応えた。
この日の相手先発・松本航投手(24)に対し、牧原は昨季まで通算9打数7安打を誇ったが、この日も好相性ぶりに変化はなかった。第1打席は左前打、続く第2打席は二塁前への絶妙なセーフティーバントを決め、第3打席も二塁内野安打を放ち3安打。これで通算対戦成績は12打数10安打の打率8割3分3厘となり、圧倒ぶりはより顕著となった。
プロ11年目を前に「若手が出てきて危機感もある」と語っていた育成出身のバイプレーヤーが、アピールに成功した。