世界に通じるウインドサーフィン選手を 横須賀で今月開講 五輪代表内定の須長選手ら指導

ウインドサーフィンを体験する子どもたち(横須賀ウインドサーフィン協会提供)

 ウインドサーフィンのジュニア選手を育成する「横須賀ウインドサーフィンアカデミー」が5月に開講する。神奈川県横須賀市内在住の小学5、6年生を対象に基礎から指導し、世界に通じる選手を育てることを目指す。

 主催するのは「横須賀ウインドサーフィン協会」。ワールドカップ(W杯)が開催される津久井浜海岸を主な練習場所とし、東京五輪セーリング女子RSX級(ウインドサーフィン)の代表に内定している同協会理事長の須長由季選手や、2017年に横須賀で開催されたW杯に出場した国枝信哉選手らが指導する。メンタル面や栄養管理などの学習も実施する。

 国枝さんは「いい風が吹く津久井浜から世界に通用する選手を育てたい。子どもたちの人間育成にもつながれば」と話す。

 参加費無料で期間は1年間。定員10人。希望者は同協会のホームページ(https://yokosuka-wsf.com/)から申し込む。書類選考、5月22、23日の競技体験会で適正を確認する。5月16日締め切り。問い合わせは、同協会(ウインドサーフィンショップティアーズ内)電話046(840)1273。

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