巨人・坂本が6回の守備から交代 一塁帰塁で右手を負傷か

一塁へ帰塁した際に右手を気にしていた坂本

巨人のキャプテン坂本勇人内野手(32)が9日のヤクルト戦(東京ドーム)で、6回の守備から交代となった。

「2番・遊撃」で出場し、5回に四球で出塁。捕手からのけん制に対し、坂本は右手から帰塁した。その際、右手親指を痛めたのか、手袋を外して確認していた。

そのまま治療することもなく、走者として残ると三塁塁上で5回が終了。だが6回の守備からは代わって吉川が遊撃に入った。

この日は2打数1安打1四球の成績。プロ1年目に母・輝美さん(享年47)を亡くしている主将は「何かに感謝してやることをプロ野球全体でやることはすごくいいことだと思います」と語り、この日のNPBによる「母の日」イベントを歓迎していたが、無念の交代となった。

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