卒業メンバー0人! 乃木坂46の3期生が無観客配信ライブ「12人でやってきてよかった」

無観客配信ライブを行った乃木坂46の3期生たち

人気アイドルグループ・乃木坂46の3期生12人が9日、無観客配信ライブ「9th YEAR BIRTHDAY LIVE~3期生ライブ~」を開催した。

当初は有観客の予定だったが、緊急事態宣言の発令を受け、前日8日に行われた4期生ライブと同じく無観客になった。

梅澤美波(22)は「少し残念なところはありますけど」と悔しさをにじませたが、会場の座席には本来座るはずだったファンからのメッセージボードを設置。「これで寂しさも何もないです。ファンの皆さんの気持ちを受け取って、最後まで盛り上げていきたい!」と切り替えた。

2016年9月に加入した3期生12人は、加入5年目を迎えても卒業メンバーはゼロ。これは他の坂道グループを含め類を見ない“結束の強さ”を誇っている。

2017年5月以来、4年ぶりとなる3期生ライブに、当時中学生だった久保史緒里(19)は「もう20歳になりました。4年ってあっという間のようだけど、ちゃんと歩んできたんだなって。リハーサルから涙を流しているメンバーもいた」と感慨深げに振り返ると、梅澤は「4年前の熱量をはるかに超える熱量をお届けしたい」と誓った。

ライブ中盤では岩本蓮加(17)と向井葉月(21)のギター演奏による「僕だけの光」を、12人全員でアコースティックバージョン歌唱。

久保は「3期生だけで歌うだけは4年ぶりじゃない? この12人でよかったなって…」と話すと、メンバーは思い出話に涙しながら「3期生でよかったな…」としみじみ。与田祐希(21)は「いろんなことがあったけど、12人でやってきてよかった」と仲間に感謝すると、久保は「みんな最高だよ。これからもいろんな景色を見ていきましょう!」とさらなる飛躍を誓った。

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