ツアー復帰の松山英樹 組み合わせ決定も「状態は“ゼロ以下”」

松山英樹

米ツアー「AT&Tバイロン・ネルソン」(13日開幕、米テキサス州)の予選ラウンドの組合せが発表され、4月の「マスターズ」優勝から約1か月ぶりにツアー復帰する松山英樹(29=LEXUS)は、世界ランキング3位のジョン・ラーム(26=スペイン)、前回大会覇者の康晟訓(カン・スン=33、韓国)と同組になった。

さすがマスターズ覇者とあって世界ランク3位選手と前回覇者という注目のペアリングとなったが、同組2人はキレやすい一面を持つ。最近ではメンタルコントロールも改善されつつあるが、ラームはかつてミスショットにぶち切れでクラブを投げつける愚行を何度も犯し、自滅したことも少なくなかった。また康は4月の「RBCヘリテージ」2日目に18番でパーパットを外したことに腹を立てて自らのパターを放り投げ、空中から落ちてきたところを蹴り上げる蛮行で注目された。米メディアは「パターにドロップキック」と報じていた。

復帰初戦は少しばかり“クセ”のある選手と同組となった中、「状態は“ゼロ以下”」と自己評価した松山はどんなプレーを披露してくれるのか。

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