C・ロナウド実母が来季のスポルティング復帰を息子に直談判

去就が注目されるC・ロナウド(ロイター)

今オフの去就が注目されるイタリア1部ユベントスのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(36)の母親ドロレス・アベイラさんが息子に退団と古巣復帰を要求する、とイタリアメディア「カルチョメルカート・コム」が伝えた。

C・ロナウドは今季イタリアで28得点をマークし、得点王のタイトルが確実されるが、2022年まで契約を残すものの、現在5位のユベントスはリーグ4位以内となる来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)の出場権獲得が微妙な情勢とあって各メディアで今オフの去就は微妙と報道。すでに元所属したイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドやフランス1部パリ・サンジェルマンが浮上。さらに古巣のポルトガル1部スポルティングも名前も取り沙汰されている。

そんな中、同メディアによると、母アベイラさんは、今季のポルトガル1部リーグを制覇したスポルティングの祝賀会に参加した際、メディアの取材に応じ「私は息子に会いに行って、話をします。来シーズン、彼はアルバラード(スポルティングの本拠地)でプレーします。息子が戻ってくるように説得するわ」と宣言したという。

今オフは移籍金が発生することからスポルティング復帰は難しいとみられているが、C・ロナウドはキャリアの最後に古巣でプレーしたいとの意向もあり、実母の動向が注目されそうだ。

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