【WWE】KUSHIDAが3本勝負を制しNXTクルーザー級王座防衛「次の挑戦者、誰でも受けて立つ!」

エスコバー(上)に雪崩式ホバーボードロックを決めるKUSHIDA(©2021-WWE,-Inc.-All-Rights-Reserved.)

米WWEのNXTクルーザー級王者KUSHIDA(38)が、防衛戦で因縁の相手を退けた。

配信されたNXT大会で前王者サントス・エスコバー(37)と同王座の3本勝負で激突。序盤に場外でエスコバー率いるレガード・デル・ファンタズマ(ホアキン・ワイルド&ラウル・メンドーサ)に介入されるも、MSK(ウェス・リー、ナッシュ・カーター)がこれを阻止した。仕切り直しで王者はコーナートップからトペ・コンヒーロを放って攻め込んだ。

その後はエスコバーがロメロスペシャルやダブルニーを放てば、KUSHIDAもハンドスプリングエルボーやドロップキックで応戦。だがエスコバーのファントムドライバーに沈み、1本目を先取された。

負けられないKUSHIDAはここから奮起。アームバーでタップを奪い1―1のタイにするや、勝負を決める3本目ではハイレベルなフォールの奪い合いからラリアート相打ちと互角の攻防を展開する。

終盤に王者はコーナートップからの鮮やかな雪崩式ホバーボードロックで追い詰め、最後はハンマーロックスープレックスホールドで3カウントを奪取。2―1の勝利で王座防衛に成功した。

試合後はベルトとともに両腕を挙げて王座防衛をアピールし「今日は特別な日になりました。メインイベントで3本勝負。しかも過去と比べてこのタイトルは、これだけの輝きがあったでしょうか? ますます磨きをかけて次の挑戦者、誰でも受けて立つ」と豪語。王者の風格を漂わせた。

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