さいたま市長選挙に立候補。現職 清水勇人氏(しみず・はやと)氏の経歴・政策は?

任期満了に伴うさいたま市長選挙(5月9日告示、5月23日投開票)に、無所属で現職の清水勇人氏(59)が立候補しています。

なお、今回のさいたま市長選に立候補しているのは届出順に新人で埼労連副議長の前島英男氏(68)と現職の清水勇人氏(59)の2名です。

さいたま市長選挙に立候補。新人 前島英男氏(まえじま・ひでお)氏の経歴・政策は?

埼玉県戸田市生まれ、日本大学卒業。会社経営、衆議院議員秘書を経て、埼玉県議を2期、さいたま市長を3期務める

清水氏は1962年埼玉県戸田市生まれ、日本大学法学部政治経済学科卒業。大学卒業後に財団法人松下政経塾で2年間学び、卒塾後にマーケティング、地域開発、各種コンサルティングなどの業務を行う会社を経営。また衆議院議員秘書、公設第一秘書を務めました。

1995年の埼玉県議選(上尾市)に立候補しましたが落選し、その後に2003年および2007年の埼玉県議選(さいたま市見沼区)に2期連続当選。2009年のさいたま市長選で初当選、以降さいたま市長を3期務めてきました。

清水氏が掲げる政策とは

清水氏は自身のウェブサイトにおいて政策<レジリエント・SDGs・さいたまブランド>×<デジタル化・公民学共創>を公表しています。

Ⅰ.都市強靱シンカ計画

1.新たな感染症に打ち勝つ強い都市をつくる
〈市民の命を守る〉速やかな情報提供・発信の強化、公衆衛生体制の強化、感染予防・検査体制・ワクチン接種の拡充
〈市民の生活を守る〉ひとり親家庭など生活困窮世帯に対する支援、新しい生活様式への転換支援の充実
〈地域経済を守る〉新しい生活様式に対応した経済活動の支援、中小企業のCX/DXの推進

2.地震や自然災害に強い都市をつくる
○グリーンインフラの活用による広域防災機能の拡充と地域防災力の強化
○自然災害に強い治水機能の拡充、防災情報の発信の強化

Ⅱ.しあわせシンカ計画SDGsを実現する-「住みやすい」90%超へ

1.子ども・若者のしあわせシンカ
○子ども一人ひとりの夢と生きる力を育む教育環境の充実
○子育て楽しいさいたま市の実現

2.女性のしあわせシンカ
○女性一人ひとりが輝くまちの実現

3.高齢者のしあわせシンカ
○健康長寿で生涯現役のまちの実現

4.障がい者のしあわせシンカ
○障がい者の社会参加を増やし、共に暮らすノーマライゼーション地域社会の実現

5.医療・健康のシンカ
○人生100年時代に対応した予防
○医療・救急体制の拡充と健康経営の推進

6.文化芸術による豊かさのシンカ
○地域および伝統文化を守り、新たな文化を創造する文化芸術創造都市の推進

7.安心・安全のシンカ
○市民・事業者とともにつくるICTを活用した犯罪
○事故のないセーフコミュニティ

8.自然環境のシンカ
○地域循環共生圏と環境共生都市づくりの推進

9.暮らしやすさと絆のシンカ
○暮らしやすいまちづくりとデジタルを活用した地域コミュニティの強化
○利便性の高い公共交通システムの構築

10.地域経済のシンカ
○経済支援策の充実とSDGs認証企業の支援、雇用の維持・確保と就労機会の創出

Ⅲ.成長シンカ戦略

1.東日本の中枢都市とデジタル化に対応した東日本の広域経済圏の推進
2.ゼロカーボンシティ・スマートシティの推進と、見沼新セントラルパーク(仮称)の推進
3.デジタルを活用したスポーツ・健康・医療産業の育成と国際スポーツタウンの構築
4.地域文化・資源・デジタルを活用したMICE戦略と、農業・食のデジタル化による産業育成
5.公民学金共創によるグローバル企業の育成とベンチャー支援、中小企業のDXの推進
6.デジタルを活用した国際教育文化都市の創造とグローバル人材の育成

Ⅳ.市役所シンカ計画

○「見える改革」「生む改革」「人の改革」による幸せ経営の推進を目指し、市役所のDX「さいたまデジタル八策」の推進と公民学共創による公共サービスの構築

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