バンディ炎上でエンゼルス4連敗 大谷は1安打3三振

【エンゼルス0-9レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

エンゼルスは先発のディラン・バンディが2本のアーチを浴びるなど、5回途中8安打7失点と炎上。打線はレッドソックスの4投手の前にわずか4安打に抑えられ、0対9で完封負けを喫した。4連敗のエンゼルスは借金が今季ワーストの6に。一方、勝利したレッドソックスは連勝を3に伸ばし、両リーグ1番乗りで25勝目をマークして貯金は今季最多タイの9となった。

レッドソックスは1回裏にこの日25歳の誕生日を迎えたアレックス・ベルドゥーゴの5号ソロで先制。2回裏と3回裏は三者凡退に終わったが、4回裏に無死1・2塁のチャンスを作り、二死後にボビー・ダルベックとフランチー・コルデロの連続タイムリー二塁打で3点を追加した。5回裏にも無死1・2塁のチャンスを迎え、ザンダー・ボガーツの9号3ランでバンディをノックアウト。7回裏にはラファエル・デバースがダメ押しの10号2ランを放った。

エンゼルスの大谷翔平は「2番・DH」でスタメン出場し、第1打席で内角の速球に詰まりながらもレフトへのヒットを放ったが、一塁走者のテイラー・ウォードが二塁で止まっていることに気が付かず、一塁を大きくオーバーランして走塁死。第2打席は空振り三振、第3打席は見逃し三振、第4打席は再び空振り三振に倒れた。1試合3三振は今季3度目。4打数1安打で今季の打率は.264、OPSは.898となった。

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