レッズが延長タイブレーク制す 秋山は好守で勝利に貢献

【レッズ6-5ロッキーズ】(延長12回タイブレーク)@クアーズ・フィールド

レッズは2対2の同点で迎えた11回表に2点を勝ち越したものの、その裏に3番手のルーカス・シムズが2失点。しかし、12回表に再び2点を勝ち越し、その裏を4番手のヒース・ヘンブリーが1失点で凌いで6対5でロッキーズを破った。レッズは2番のニック・カステヤーノスが10号2ランを含む5打数3安打3打点の活躍。ロッキーズは7回表二死満塁のピンチを凌いだあと、7回裏無死3塁の勝ち越し機を逃したのが痛かった。

初回にライアン・マクマーンの9号2ランで先制を許したレッズは、3回表にカステヤーノスが10号2ランを放って同点。その後、両軍とも拙攻が続き、試合は2対2のまま延長タイブレークに突入した。レッズは11回表にカイル・ファーマーの2号2ランで勝ち越しに成功。11回裏一死1・3塁からジョシュ・フエンテスの2点タイムリー二塁打で追い付かれたが、12回表にカステヤーノスのタイムリー二塁打などで2点を勝ち越し、延長12回までもつれた熱戦を制した。

レッズの秋山翔吾は先発タイラー・マーリーの交代に伴い、8回裏からセンターの守備に就いて打順9番に入った。9回表の第1打席は一死1・2塁の勝ち越し機でセカンドゴロに倒れたが、その裏の守備ではセンター後方を襲ったギャレット・ハンプソンの大飛球を好捕。抜ければ長打間違いなしの打球を見事にキャッチし、チームを救った。11回表の第2打席は今季初の四球を選んで出塁し、この日は1打数0安打1四球。今季の打率は.176、出塁率は.222、OPSは.399となった。

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