レッズが終盤の粘りで逆転勝利 秋山は自身初の3安打

【レッズ7-6ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

レッズは7回終了時点で5点のビハインドを背負っていたものの、8回表に4点、9回表に2点を奪って逆転に成功。9回裏一死1・3塁のピンチを4-6-3の併殺打で切り抜け、7対6で逆転勝ちを収めた。クアーズ・フィールドでの4連戦の最初の2試合を落としたレッズだったが、後半の2試合を制して2勝2敗で4連戦を終了。今季の成績を19勝19敗とし、勝率5割復帰を果たしている。

2回表一死3塁から秋山翔吾のタイムリー内野安打で先制したレッズだったが、先発のジェフ・ホフマンが4回裏に古巣・ロッキーズの打線に捕まって一挙5失点。5回裏には秋山の今季初失策となる送球ミスもあり、リードを5点に広げられた。しかし、8回表に一死満塁のチャンスを迎え、タイラー・ネークインと秋山のタイムリーなどで4点を奪って1点差。9回表には二死満塁から捕逸と暴投で2点を奪い、土壇場で試合をひっくり返した。

秋山は「6番・レフト」でスタメン出場してメジャー移籍後初の1試合3安打を記録。2回表の第1打席でショートへの先制タイムリー安打を放つと、5回表の第2打席はレフト前ヒット、7回表の第3打席はセンターフライ、8回表の第4打席はセンター前へのタイムリーで4打数3安打2打点の活躍。特に2本目のタイムリーは1点差に詰め寄る貴重な一打となった。今季の打率は.286、OPSは.604となっている。

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