レイズ打線爆発 今季最長の7連勝で今季最多の貯金7

【レイズ10-1オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

レイズは1番ランディ・アロザレーナが7号3ランを含む6打数4安打4打点、6番ジョーイ・ウェンドルが2本のソロアーチを含む6打数4安打2打点を記録するなど、打線が18安打と爆発。10対1でオリオールズに快勝し、敵地での3連戦をスイープした。これでメッツ3連戦に続いて2カード連続のスイープとなり、今季最長の7連勝。貯金も今季最多の7となり、昨季のリーグ王者が勢いに乗っている。

2回表にウェンドルの4号ソロとアロザレーナの7号3ランで4点を先制したレイズは、先発のリッチ・ヒルが4回裏にトレイ・マンシーニの10号ソロで1点を失ったが、ヒルの失点はこの1点だけで6回2安打1失点の好投。6回表に崔志萬(チェ・ジマン)のタイムリーなどで2点、7回表にオースティン・メドウズのタイムリー二塁打などで3点を追加し、9回表に飛び出したウェンドルのこの試合2本目のアーチとなる5号ソロで今季5度目の2ケタ得点に到達した。

日本時間5月12日に筒香嘉智をDFAとして40人枠から外したレイズは、当日と翌日のヤンキース戦に連敗したものの、3連戦の最終戦に9対1で快勝し、そこから7連勝。7試合のうち6試合で7得点以上、5試合で9得点以上を記録しており、打線に勢いが出てきた。その立役者の1人が故障離脱から復帰したチェ・ジマン。日本時間5月17日の今季初出場から4試合連続で安打と打点を記録し、打率.538(13打数7安打)、1本塁打、6打点、出塁率.647、OPS1.493という見事な活躍を見せている。

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