ブレーブス・モートン快投 澤村は無失点で防御率2.79

【ブレーブス3-1レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

ブレーブスは先発のベテラン右腕、チャーリー・モートンが7回103球を投げて被安打3、奪三振9、与四球2、失点1(自責点0)という素晴らしいピッチングを披露。打線は3回表にマーセル・オズーナのタイムリー二塁打などで2点を奪って逆転し、6回表にはロナルド・アクーニャJr.のタイムリー二塁打で貴重な3点目を奪った。ブレーブスは借金4からの4連勝で16日ぶりの勝率5割復帰。明日の試合で今季初の貯金を狙う。

勝率5割復帰を果たしたブレーブスだが、心配なのは昨季の二冠王・オズーナの状態だ。3回表に同点のタイムリー二塁打を放った直後、オジー・オルビーズのセカンドゴロで三塁を狙った際に左手を負傷。地面についた左手があらぬ方向へと曲がり、三塁手のラファエル・デバースは思わず目を覆った。検査の結果、オズーナは左手の中指と薬指を脱臼していることが判明。アトランタに戻り、専門家の診察を受ける予定となっている。

レッドソックスの澤村拓一は6回表二死1・2塁のピンチで先発のギャレット・リチャーズをリリーフ。アクーニャJr.にスプリッターを弾き返され、痛恨の3点目となるタイムリー二塁打を浴びた(失点はリチャーズに記録)。フレディ・フリーマンを敬遠したあと、エイレ・アドリアンザを見逃し三振に仕留めて6回表は終了。7回表は三者凡退に抑えた。1.1回26球、被安打1、奪三振1、与四球1、失点0という内容で今季の防御率は2.79となっている。

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