広島・矢崎 5回途中を5失点…4年ぶり白星スルリ「もったいない悔しい投球」

5回は二死までこぎつけた広島・矢崎(左)だったが…

あと一歩届かなかった。広島の矢崎拓也投手(26)が28日のロッテ戦(ZOZOマリン)に先発し、4回2/3を被安打3、与四球4、5失点と乱調だった。5回まで投げ切れば2017年4月以来の勝利だったが、一死足りなかった。

初回で2失点するなど立ち上がりが安定しなかった。それでも打線の強力援護を得た。しかし、7―2の5回に3四球で一死満塁のピンチを招くと中村奨の2点適時打、レアードの犠飛で2点差に迫られ、二死一塁で2番手・森浦との交代を告げられた。

矢崎は「球自体の感じは悪くなかった」としつつも「5回に四球を3つ出してしまい、失点してしまったので点の取られ方が悪かった。チームに援護してもらっていただけに、もったいない悔しい投球になってしまった」と唇をかんだ。

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