【東京五輪】松尾貴史 コンドーム配布に皮肉「持ち帰っていただくって、引き出物みたい」

本当にやる?

コラムニストでタレントの松尾貴史氏(61)が29日、TBSラジオ「土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送」に出演。国際オリンピック委員会(IOC)最古参の“アルマゲドン”発言に疑問を投げかけた。

問題の発言はIOC元副会長のディック・パウンド委員(79)が、東京五輪について「予見できないアルマゲドンでもない限り実施できる」などと英国メディアに語ったもの。

これに松尾氏は「オリンピックは、これ本当に一億総火の玉みたいな感じでいかせようとしてるんでしょうかね?」と首をかしげ、「主催者が『アルマゲドンでもない限り――』って胸を張ってる状態って、今はアルマゲドンじゃないかもしれないけど、アルマゲドンに向かわせる行為じゃないか?という気もする」と断じた。

さらに「何かの契約で広告やら何やらいろんなものが絡み合ってて、ぎりぎりまで『やる』って言い続けてなきゃいけないんだ、って想像してしまうんですけど」とし「本当にやるんでしょうか?」と改めて問いかけた。

また、選手村に配布される16万個のコンドームについて、大会組織委員会が「母国に持ち帰っていただき啓発にご協力いただくという趣旨、目的のもの」と説明したことについて、松尾氏は「持ち帰っていただくって、引き出物みたい」と皮肉。

つづけて「今回はやめたら?って思いますけどね。やめたら別の病気が広がっちゃう懸念があるということなんでしょうかね」と納得いかない様子だった。

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