市職員コロナ感染で臨時会見、糸魚川市

 糸魚川市は8日夕、市職員の感染確認を受けて臨時記者会見を開いた。米田徹市長、井川賢一教育長が出席し概要を説明した。

臨時記者会見で概要説明する米田市長(左)と井川教育長

 同市によると、感染者は市こども教育課の50代男性職員。本庁舎で内勤中心で業務に当たり、4日まで通常勤務していた。感染経路、濃厚接触者、行動歴などを県が調査している。同市での感染者確認は22人目(23例目)。

 同職員は4日の昼間に倦怠(けんたい)感を感じ、夜間に微熱が発生。5日には発熱、頭痛、倦怠感、関節痛の症状が出現。6日も症状が継続したため医療機関に受診しPCR検査を実施。7日に陽性が判明した。現在は自宅療養中。

 同市は8日、同課のある本庁舎2階の消毒作業を実施。県の調査結果などを踏まえ9日以降、同課職員への行政検査、市独自の検査などを適時行うとしている。

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