【新型コロナ】米海軍横須賀基地、行動制限を緩和 市民団体「時代に逆行」

米軍横須賀基地

 在日米軍による基地からの外出制限が31日、終了したことを巡り、在日米海軍横須賀基地は同日、バーや居酒屋の利用禁止などを柱にした行動制限を新たに開始した。

 新たな行動制限では、基地の外のレストランの利用は4人までと規定。バーや居酒屋、ナイトクラブなどの立ち入りを禁止している。フィットネスセンターやスイミングプール、温泉などの利用は禁止されていない。

 同基地を監視する市民団体「原子力空母母港化の是非を問う住民投票を成功させる会」は、「オミクロン株が感染爆発する中で、行動制限緩和は時代に逆行している」と問題視している。同団体は同日までに市に対し、米軍が夜間外出禁止を伴う外出制限を継続するよう、米軍と国に求める要請文を提出した。

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