つなぐ棚田遺産 県内から10地区選出 大分

 日本の原風景ともよばれる棚田。この棚田を後世に残そうという動きが活発になっています。

 春は水をたくわえ、秋はこがね色が揺れる様が美しい棚田ですが、過疎化、高齢化などで、荒廃の危機にあるとされています。農林水産省は、日本の棚田百選の認定から、すでに20年以上が経っていることから、新たに全国271の棚田を、「つなぐ棚田遺産」として認定し、棚田地域の活性化を進めていきたいとしています

。県内からも、別府市、日田市、豊後高田市、宇佐市、国東市の、合わせて10の棚田が認定されました。別府市の堂面棚田の関係者は、「地域の子どもたちと協力して、棚田が後世に残るよう取り組んでいきたい」と意欲を見せています。

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