サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ（ACL）を戦うJ1横浜Mは25日、1次リーグ第4戦のシドニーFC（オーストラリア）戦に臨む。24日の公式会見に出席したMF渡辺皓太（23）は、「いつ呼ばれてもいい準備はできている。残り3試合は全員が準備することが大事」と意気込みを語った。
シドニーFCとは22日の第3戦で対戦したばかり。横浜Mは終盤にセットプレーで先制して1―0で逃げ切り、現在H組首位の全北（韓国）と勝ち点1差の2位につけている。
第3戦が今大会初先発だった渡辺は「相手はカウンターが鋭くて特徴のあるチーム」と警戒。「細かいミスを少なくし、一つのパスやトラップにこだわって、まずは（ボールを）失わないこと。失ってもカウンタープレスでしっかりつぶし切ることを意識したい」と攻略のイメージを膨らませた。
高温多湿の厳しい環境で、チームは不慣れなピッチや公式球への適応にも苦しんでいる。渡辺は「こういう環境でできるのも貴重な経験。ポジティブに捉えて、チームの勝利に少しでも多く関わること。今後自分が中心になっていく気持ちを残り3試合で見せたい」と強い自覚をのぞかせた。
