サッカーの第102回天皇杯全日本選手権の長崎県代表を決める第33回県選手権(県サッカー協会主催、共同通信社、長崎新聞社共催)は7日、諫早市のトランスコスモススタジアム長崎で決勝が行われ、MD長崎が三菱重工長崎に1-0で競り勝ち、4連覇を達成した。MD長崎は6度目の天皇杯出場を決めた。
互いに1点が遠い展開。三菱重工は後半3分にMF栗原のCKをFW城臺が頭で合わせたが、ゴールポストを直撃。MD長崎も7分にカウンターで決定機をつくった場面でFW出口のシュートが枠を捉えきれなかった。
試合が動いたのは後半13分。MD長崎はペナルティーエリア内のルーズボールに飛び込んだMF古川が相手GKに倒されてPKを獲得。これを自ら決めて先制し、そのまま1点を守り抜いた。
今大会の1回戦は4月に予定されていたが、関係者に新型コロナウイルスの感染者が出たため対象チームが辞退。決勝のみの実施となった。
天皇杯は21日に開幕する。MD長崎は1回戦(22日13時・長崎市総合運動公園かきどまり陸上競技場)でFC神楽しまね(島根代表)と対戦。V・ファーレン長崎はJ2枠で2回戦(6月1日19時・トランスコスモススタジアム長崎)から登場する。
MD長崎が4連覇 県サッカー選手権決勝 重工長崎に1-0 22日天皇杯初戦
- Published
- 2022/05/09 11:30 (JST)
- Updated
- 2022/05/10 12:31 (JST)
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