〈動画あり〉キューピットバレイで「真夏の雪まつり」 夏の思い出は雪遊び 雪冷房用の残雪を活用

 「山のうえ真夏の雪まつり」(山のうえの雪まつり実行委員会主催)が27日、安塚区須川のキューピットバレイスキー場で開かれた。
 地元有志が企画し、同スキー場でさまざまなイベントを行う「山のうえ」シリーズで、夏のイベントは3年ぶり。本来夏にはできないはずの雪遊びを中心に、遊びや体験、飲食物販売など盛りだくさんの内容で、多くの親子連れが会場を訪れ、夏の思い出づくりをした。
 主役となる雪は、同スキー場の雪冷房用に雪室に貯蔵していた残り。約300トンの雪を前日からゲレンデに運び込み、大きな雪山を造った他、雪の滑り台からプールに飛び込む「真夏の雪山スプラッシュ!」、小学生雪合戦大会、サウナの雪風呂などを行い、冷たさを全身で感じて楽しんだ。

雪の滑り台からプールへ飛び込む「真夏の雪山スプラッシュ!」

 バギーでゲレンデを一気に駆け上る体験イベントや、丸太で作った平均台、大きな木にぶら下げたブランコなど、夏の山ならではの遊びもたっぷり。キッチンカーによる飲食物販売、無印良品直江津「山の上のつながる市」の出店や工作ワークショップなどもあった。

サウナの雪風呂で遊ぶ子どもたち。冷たさを全身で満喫

 「真夏の雪山スプラッシュ!」を一番乗りで楽しんだ持田悠君(直江津南小4年)は「冷たくて気持ちいい。(夏の雪遊びは)珍しいし、夏にあまりイベントに行けなかったのでうれしい」と話していた。
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