東北地方は太平洋側南部中心に湿った雪となり平地でも大雪の見込み 不要不急の外出は控えて

東北地方整備局などは2月9日、大雪について注意喚起を行っています。

東北地方は太平洋側南部(福島県浜通り・中通り、宮城県)を中心に、10日昼前から湿った雪が降り、10日夜から11日にかけて平地でも大雪となる見込みです。 気温が予想より低く経過した場合は、警報級の大雪となるおそれがあります。
普段雪の少ない地域で大雪となる可能性があることから、不要不急の外出を控えるとともに、路面凍結による交通障害に注意・警戒するよう呼びかけています。なお2021年12月から22年1月の大雪では、国道4号でスタックが発生し大渋滞となったほか、東北中央道の通行止めにより、並行する国道13号でスタック発生による渋滞が発生しています。
やむを得ず自動車を運転する場合には、冬タイヤの装着、チェーンの携行及び早めの装着の徹底、スコップや砂等の冬用装備の携行を心がけるとともに、降雪状況により、集中除雪による通行止めやチェーン規制を実施する場合があることから、広域迂回の実施や、通行ルートの見直しなどへの協力、通行止めとなる場合には、道路上ではない降雪の少ない場所での待機なども呼びかけています。
また、公共交通機関においても、大規模かつ長時間にわたる遅延や運休が発生するおそれがあることから、最新の気象情報や交通情報等に留意し、やむを得ず外出が必要な場合には、十分な時間的余裕を持って行動するよう呼びかけています。

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