バルセロナが優勝に前進。久保は古巣R・マドリードからゴールを奪い勝利に貢献

ラ・リーガ 第33節 結果まとめ

写真:古巣相手に今季8ゴール目を決めた久保。2ケタ得点達成はなるか ©Getty Images

5月2日から4日にかけて、ラ・リーガ第33節の10試合が行われた。

首位バルセロナはホームでオサスナと対戦。オサスナが超守備的な布陣を採用し、27分と早いタイミングで退場者を出してさらに守勢に回ったこともあり、一方的に攻め込む展開に。なかなか均衡を破れなかったが、85分にジョルディ・アルバがゴールを奪い、1-0で勝利を収めた。

レアル・マドリードはアウェイでレアル・ソシエダと対戦。久保建英は古巣相手に先発出場した。試合は前半、両チームともチャンスを作りながらスコアレスで後半へ。すると47分、相手のバックパスのミスを突いた久保が冷静にゴールへと蹴り込み、レアル・ソシエダが先制する。レアル・マドリードは61分にダニエル・カルバハルがこの日2枚目のイエローカードで退場。85分にはアンデル・バレネチェアのゴールでレアル・ソシエダが追加点を奪い、2-0で勝利した。

3位アトレティコ・マドリードはホームでカディスと対戦。開始わずか2分にアントワーヌ・グリーズマンのゴールで先制すると、その後もグリーズマンやアルバロ・モラタらが効果的に得点を重ね、相手の反撃を1点に抑えて5-1で快勝。これでリーグ戦3連勝とし、レアル・マドリードを1ポイント差でかわして2位に浮上した。

バレンシア vs ビジャレアルの“バレンシア・ダービー”は1-1の引き分け。アルメリア vs エルチェは2-1でアルメリアが勝利し、敗れたエルチェは4シーズンぶりの2部降格が決まった。ヘタフェは開始早々にPKで挙げた1点を守り切り、1-0で勝利。ジローナは2-1でマジョルカに競り勝っている。

エスパニョールをホームに迎えたセビージャは、22分に先制しながら2点を奪われ逆転を許す苦しい展開を強いられたが、ルーカス・オカンポスのPKで同点に追いつくと、終盤にパプ・ゲイが勝ち越しゴールを奪い3-2で勝利を収めた。アスレティック・ビルバオとの上位対決に挑んだベティスは、6分にウィリアン・ジョゼがゴールを奪い1-0で勝利。ラージョ・バジェカーノは2-1でバジャドリードを下している。


[ラ・リーガ 第33節 結果]
バルセロナ 1-0 オサスナ
アルメリア 2-1 エルチェ
レアル・ソシエダ 2-0 R・マドリード
バレンシア 1-1 ビジャレアル
A・マドリード 5-1 カディス
ヘタフェ 1-0 セルタ
ジローナ 2-1 マジョルカ
セビージャ 3-2 エスパニョール
アスレティック・ビルバオ 0-1 ベティス
ラージョ・バジェカーノ 2-1 バジャドリード

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