"シウマイ"で街おこしを進める鹿沼市で「高校生がおいしいシウマイづくりに挑戦!」

 シウマイでまちおこしを進めている鹿沼市で23日、高校生がおいしいシウマイづくりに挑戦しました。

 鹿沼商工会議所は、2020年からシウマイによるまちおこしに取り組んでいます。これは「シウマイ弁当」で有名な崎陽軒の、初代社長故・野並茂吉氏が鹿沼市加園の出身だったことから、埼陽軒や東京芸術大学と連携して、2021年9月にJR鹿沼駅前に、「シウマイ像」を設置したのをきっかけに、「かぬまシウマイ」によるまちおこしの取り組みが始まりました。

 23日の講座は、シウマイのレシピなどを研究している、市内の高校からの要望で初めて開かれました。鹿沼商工と鹿沼南それに宇都宮短大附属の3つの高校から、生徒22人が参加し、崎陽軒の社員2人が講師となって、おいしいシウマイづくりに挑戦しました。

 参加した高校生たちは、干しエビや豚肉などをこねてタネをつくり、皮で包んでシウマイをつくっていきました。紅こうじで色を付けた皮を用意した高校もあり、オリジナルのシウマイを完成させたあと、全員で試食しました。

 参加者たちはおいしくできたシウマイを頬張りながら、シウマイの魅力をさらに感じていたようでした。

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