真岡北陵の介護福祉科存続で医師会は… 県立高校再編計画

 真岡北陵高校の介護福祉科が廃止の対象から一転、存続となったことを受け、栃木県教育委員会に1万1千人以上の署名や要望書を提出していた芳賀郡市医師会からは喜びの声があがっています。

 芳賀郡市医師会の高野宏会長は「要望書を渡したときには不安があったが、結果が出て非常にうれしく思う。地域の方は自分が介護福祉をサービスを受ける可能性が無くはないと危機感を持っている。地元にこの学校があることで、この地域で老人施設や医療機関にも毎年、卒業生が就職している。これからも卒業生が地域の介護福祉士として、就職し人数も増えてもらえたらと考えている。できれば定員は30人そのままがありがたいが、将来的に少子化に向かうということで、募集人数減るっていうことは仕方ないと思う。高校の統廃合は将来的に進むのかと思うが、医師会の方で検討して、また考えていきたいと思う」と話しています。

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