御所野遺跡を支える活動に幕 3団体で組織、連絡協議会解散宣言

2023年度末での解散を宣言した御所野遺跡ボランティア連絡協議会の臨時総会

 世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産の一つ、一戸町岩舘の御所野遺跡を支えるボランティア3団体でつくる連絡協議会(梅垣文夫会長)は23日、臨時総会を開き、2023年度末での解散を宣言した。

 臨時総会は御所野縄文博物館で開いた。3団体のメンバーら約30人が活動を振り返り、梅垣会長が協議会の解散を宣言した。

 3団体は自然と歴史の会、御所野遺跡を支える会、御所野友の会。文化財の調査、ガイド活動、遺跡を含む御所野縄文公園の清掃などを長年担ってきたが、各会員の高齢化に加え、24年度から同公園が町直営になることを機に23年度末の解散を決め、協議会も解散に至った。

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