レスターが打者顔負けの一発 カブス3連勝スイープ

【ツインズ10-11カブス】@リグリー・フィールド

3試合連続2桁得点と3連勝中の2位カブス。対ツインズ3連戦では既に勝ち越しを決めているものの、スイープを目指し打線が爆発した。今試合では先発のジョン・レスターが通算2本目となる打者顔負けの一発を放つなど3打数1安打3打点の活躍をみせ、試合序盤で勝負を決めたがに思われた。ところが、このままでは終われないツインズも反撃を見せる。

5回からじわりじわりと差を詰め始めると8回2死走者なしの場面、3番のエドゥアルド・エスコバーがツーベースヒットを放ち反撃ののろしをあげる。続くブライアン・ドージャーは四球で歩くと5番・ローガン・モリソンのタイムリーヒットで1点を返す。続くウィリアムス・アストゥデヨがカブス3番手、ディロン・メイプルスの初球を叩き、タイムリースリーベースを放つ。さらにミッチ・ガーバーが7球目のスライダーをレフトスタンド中段に叩き込み、11対10とついに1点差にまで迫る。

大勝ムードから一変、地元ファンの前で逆転だけは避けたいカブス。このピンチを抑えるためにジョー・マドン監督は守護神、ブランドン・モローをマウンドに送る。今季初のイニングまたぎとなったモローは1回1/3を無失点で切り抜け、カブスのスイープに貢献した。

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