インディアンス打線爆発 11二塁打含む20安打15得点

【インディアンス15-3アスレチックス】@オークランド・コロシアム

5回終了時点でインディアンスが2対1と1点をリードしていた一戦は、6回以降に様相が一変。終わってみればインディアンス打線が20安打15得点と爆発し、インディアンスは15対3でアスレチックスに大勝した。2点リードで迎えた7回表、インディアンスはフランシスコ・リンドーアに21号ソロ、エドウィン・エンカーナシオンに20号ソロが飛び出し、2点を追加。その裏にアスレチックスが2点を返したものの、8回表には5本のタイムリーなどで大量8点を奪い、リードを10点に広げた。9回表にはヨンダー・アロンゾの2点タイムリー二塁打でダメ押し。インディアンス打線は11本の二塁打を放ったが、これは2003年8月11日(現地時間)のロイヤルズ以来15年ぶりの快挙となった。

今季メジャー唯一となる3度目の「2二塁打&1本塁打」を記録したリンドーアは「素晴らしい試合だったね」と満足げに試合を振り返った。マイケル・ブラントリー、ジェイソン・キプニス、ヤン・ゴームスが各1本、リンドーア、ロニー・チゼンホール、ホゼ・ラミレス、アロンゾが各2本の二塁打を放ち、球団記録にあと1と迫る1試合11二塁打。うちタイムリーは4本だけだったが、二塁打で出塁した走者が塁上を賑わせ、大量15得点の猛攻に繋がった。テリー・フランコーナ監督は「最終的なスコアは試合がどれだけ緊迫したものだったかを正確には表していない」と語り、試合中盤までは気の抜けない展開だったことを強調。なお、インディアンスで前半戦のうちに「20本塁打トリオ(リンドーア、ラミレス、エンカーナシオン)」が誕生したのは2001年(エリス・バークス、フアン・ゴンザレス、ジム・トーメイ)以来17年ぶりのことである。

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