カイケルが7回2失点の好投 アストロズ連敗ストップ

【アストロズ5-3レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

3連敗で地区2位のマリナーズに0.5ゲーム差まで迫られているアストロズは、先発投手陣で唯一負けが先行しているダラス・カイケルが7回2失点の好投。打線は長打攻勢で3回までに5点を先行し、そのまま5対3で逃げ切って連敗を3で止めた。カイケルは初回に三者三振と最高の立ち上がりを見せると、3回以降は本来の打たせて取るピッチングにシフト。3回裏と5回裏にそれぞれ1本ずつタイムリーを浴びたが、7回111球を投げて被安打5、奪三振7、与四球1、失点2という安定したピッチングで5勝目(8敗)をマークした。

アストロズのA.J.ヒンチ監督は「ストライクゾーンを積極的に攻め、彼の長所が出たピッチングだった」とカイケルのピッチングを評した。「レンジャーズ打線は良いスイングをすることができていなかったね」というヒンチの言葉通り、カイケルは持ち味を発揮したピッチングでレンジャーズ打線を翻弄。序盤2イニングの5奪三振を含む7つの三振を奪った一方で、ゴロアウトも10を数えた。打線は初回にユリ・グリエルとジョシュ・レディックのタイムリー二塁打で2点を先制。3回表にはレディックの7号ソロとトニー・ケンプの2号2ランで3点を追加し、好投するカイケルに十分な援護をプレゼントした。

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