ロドリゲス好投で10勝目 Rソックスが3連戦をスイープ

【レッドソックス3-0ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

レッドソックスが2連勝で迎えた敵地でのナショナルズ3連戦の最終戦は、レッドソックス先発のエドゥアルド・ロドリゲスが6回84球を投げてナショナルズ打線を3安打に封じる好投を披露。打線は7回表にジャッキー・ブラッドリーJr.の犠牲フライとアンドリュー・ベニンテンディの押し出し四球で2点を先制し、9回表にはブラッドリーJr.のタイムリー二塁打でリードを3点に広げ、3対0で完封勝利を収めて3連戦をスイープした。6回無失点の好投を見せたロドリゲスはデビューイヤーの2015年以来となる2ケタ勝利に到達。最後を締めたクレイグ・キンブレルは26セーブ目をマークした。

ロドリゲスは速球に頼って5失点と炎上した前回登板の反省を生かし、この試合ではチェンジアップを多用。全投球の3割以上をチェンジアップが占め、緩急を生かしたピッチングでナショナルズ打線を翻弄した。アレックス・コーラ監督は「今日は球種を上手くミックスできていたね。チェンジアップを多めに使い、スライダーも交え、速球も素晴らしかった。彼のチェンジアップはリーグでも有数のボールだよ。相手打者の左右に関係なく使えるからね。今日は本当に良いピッチングだった」とロドリゲスのピッチングを絶賛。ロドリゲスも「過去の数試合は速球に頼りすぎて痛打を浴びていた。今日はチェンジアップとスライダーを多めに使ったんだ。上手くいったよ」と自身のピッチングに手応えを感じた様子だった。

© MLB Advanced Media, LP.