ロシアワールドカップ開幕前に優勝候補に挙げられていたのは、スペイン代表、ドイツ代表、ブラジル代表、そしてフランス代表の4チームだ。この4チームは実力が1つ抜け出ていると評価され、今大会はこの4チームで優勝を争うものと思われた。しかし、準決勝に生き残ったのはフランスのみ。大会前の評価を考えればフランスは現時点で最も優勝に近いチームと言えるかもしれない。
しかし、フランス代表GKウーゴ・ロリスに油断はない。英『Daily Mail』によると、若手軍団を最後方から束ねるロリスはブラジルを撃破してきたベルギー代表も優勝候補として危険だと警戒しており、準々決勝ウルグアイ代表戦よりもハイレベルなパフォーマンスを見せると意気込んでいる。
「ブラジルのようにタレントが揃い、歴史のあるチームは優勝候補にならなければならない。それをベルギーが撃破したとなれば、彼らは優勝候補だ。準決勝に勝つには、ウルグアイ戦以上のプレイが必要となる。ファンタスティックな選手を抱えたベルギーと対峙するんだ」
一部ではベルギーとフランスの戦いが事実上の決勝という意見もある。ブラジルを撃破してきた赤い悪魔との一戦は非常に激しいものとなるだろう。
