オリオールズが逆転勝利 Rソックスとの接戦を制す

【レッドソックス6-7オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

オリオールズが5投手の継投でレッドソックスの反撃を凌ぎ、なんとか1点差で逃げ切った。初回にJ.D.マルティネスの30号ソロで先制を許したオリオールズだったが、3回裏にジョナサン・スコープの14号2ランで逆転に成功。5回表にブレイク・スワイハートとムーキー・ベッツの二者連続本塁打でリードを奪われたものの、その裏にティム・ベッカムの4号2ランで再び試合をひっくり返した。6回裏にも3点を追加し、その後のレッドソックスの反撃を3点にとどめてなんとか逃げ切り。クローザーのザック・ブリットンのトレードが試合中に合意に達したため、ブリットンの故障離脱中に代理クローザーを務めていたブラッド・ブラックが最後を締めくくった。

3点リードの7回表、オリオールズは3番手のポール・フライが二死からラファエル・ディバースにヒットを許しながらも無失点に抑えたが、8回以降はヒヤヒヤする展開となった。8回表は前の回から続投したフライが一死一塁の場面で降板し、4番手のマイケル・ギブンズが登板。しかし、ギブンズは対戦した最初の打者であるマルティネスに31号2ランを浴び、2点差に迫られてしまった。2点リードの9回表にはブラックが登板。ところが、先頭のジャッキー・ブラッドリーJr.に出塁を許すと、エラーも絡んで一死三塁のピンチを背負い、ディバースのタイムリーで1点差に。さらに一死一、二塁とピンチが広がり、打席にはベッツを迎えたが、好打者・ベッツを4-6-3の併殺打に打ち取り、なんとかリードを守り抜いた。先発のイェフリー・ラミレスが5回3失点でメジャー初勝利。ブラックは今季11セーブ目をマークした。

© MLB Advanced Media, LP.