グレイ好投でヤンキース快勝もジャッジ骨折で戦線離脱

【ロイヤルズ2-7ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

ヤンキースは先発のソニー・グレイが5回75球無失点と好投し、打線はディディ・グレゴリアスの18号3ランで5回までに7点を先行。2番手のアダム・ウォーレンが6回表に2点を失ったものの、新加入のザック・ブリットンが8回表に4番手として登板して1イニングをパーフェクトに抑えるなどリリーフ陣がロイヤルズの反撃を封じ、7対2で快勝した。1回裏の第1打席で死球を受け、4回裏の第3打席で代打を送られたアーロン・ジャッジは右手首の骨折が判明。最低3週間の戦線離脱が決定した。

5回表にピッチャー返しの打球を右手に受け、5回75球で降板したグレイだったが、試合後は「大丈夫だと思うよ」と明るい表情を見せた。「深刻なものではないよ。念のために早期降板になったのだと思う」とグレイ。アーロン・ブーン監督は大事を取って5回限りで降板させたことを明言し、念のためにレントゲン検査を受けさせる方針であることを明らかにした。グレイとは対照的に、ジャッジは右手首の骨折により戦列を離れることが確定。球団の発表によると、手術は必要ないものの、実戦形式でバットを振れるようになるまでに少なくとも3週間を要するようだ。

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