フィリーズが球団タイ記録の7本塁打 3選手が2ホーマー

【フィリーズ9-4レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

フィリーズが球団タイ記録となる7本のアーチをレッズ投手陣に浴びせ、9対4で勝利した。初回にリーズ・ホスキンスの19号ソロとカルロス・サンタナの16号2ランで先制したフィリーズは、3回表にニック・ウィリアムスが13号ソロ、5回表にマイケル・フランコが16号ソロを放ち、5回終了時点で5対4と1点をリード。6回表にホスキンスが20号ソロ、7回表にフランコが17号ソロを放ってリードを3点に広げ、8回表にセザー・ヘルナンデスがタイムリーを放ったあと、9回表にウィリアムスが14号ソロを放ち、20年ぶりに球団記録に並んだ。先発のランヘル・スアレスは5回4失点ながら打線の援護に恵まれ、メジャー初登板初先発で初勝利をマークした。

フィリーズが1試合7本塁打を記録するのは、1998年9月8日(現地時間)のメッツ戦でリコ・ブローニャ、ケビン・セフシック、ボビー・エスタレーヤがそれぞれ2本塁打、マーロン・アンダーソンが1本塁打を放って以来20年ぶり。ちなみに、この試合ではメッツ先発の野茂英雄が3回途中7失点でノックアウトされた。また、3選手が1試合2本塁打を記録したのは、フィリーズではこのとき以来球団史上2度目。メジャー全体では2003年7月4日(現地時間)のヤンキース戦でレッドソックスのジェイソン・バリテック、デービッド・オルティス、ビル・ミラーがそれぞれ2本塁打を放って以来15年ぶりの快挙となった。

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