ブリュワーズがドジャース・前田を攻略 前田は6敗目

【ブリュワーズ5-2ドジャース】@ドジャー・スタジアム

地区首位再浮上を目指すブリュワーズが、ドジャース先発の前田健太を攻略して5対2で勝利。試合がなかった首位・カブスとのゲーム差を1に縮めた。ブリュワーズは初回にいきなり無死満塁のチャンスを作り、トラビス・ショウのタイムリーで先制。3回表には二死一、二塁のチャンスでエリック・テームズが14号3ランをセンターへ叩き込んだ。先発のフレディ・ペラルタは球数が多く、4回98球1失点で降板したものの、その後は4人のリリーバーが5イニングを1失点に抑える好投を披露。2番手のジョシュ・ヘイダーが2イニングを無失点に抑え、今季4勝目(0敗)をマークした。

トレード市場ですでにホアキム・ソリアとマイク・ムスターカスを獲得しているブリュワーズは、さらなる補強に動く可能性が取り沙汰されている。14号3ランを放ったテームズは「(トレード期限は)明日なの?知らなかったよ」と補強の噂にあまり興味を示さなかったが、「もし何も補強がなかったとしても大丈夫だよ。僕たちは良いチームだからね」と自軍の戦力に自信を見せた。ブリュワーズはマット・ハービー(レッズ)、ケビン・ゴーズマン(オリオールズ)、クリス・アーチャー(レイズ)といった先発投手に触手を伸ばしていることが報じられており、日本時間8月1日午前5時に迫るトレード期限までにどのような動きがあるか注目だ。

© MLB Advanced Media, LP.