ブレーブス打線19安打の猛攻 アラードが初登板初勝利

【マーリンズ6-11ブレーブス】@サントラスト・パーク

ブレーブスはメジャー初登板初先発のコルビー・アラードを打線が19安打11得点の猛攻で援護。打線の援護に守られたアラードは6回途中まで81球を投げて9安打を浴び、5点を失った(自責点4)ものの、記念すべきメジャー初勝利をマークした。ロナルド・アクーニャJr.の初回先頭打者アーチで先制したブレーブスは、3回裏にニック・マーケイキスの12号2ランでリードを3点に広げ、1点差に迫られた直後の4回裏にはカート・スズキの3点タイムリー二塁打などで5点を追加。その後もヨハン・カマルゴの12号ソロなどで加点し、11対6で勝利を収めた。

MLB公式サイトのプロスペクト・ランキングで全体92位にランクインしている有望株・アラードがメジャー初登板初先発を白星で飾った。今季AAA級での18先発で防御率2.80と好投していたアラードは、メジャーの舞台でも持ち前の打たせて取るピッチングで最初の3イニングを零封。その後は徐々にマーリンズ打線に捕まり、6回表に3連打を浴びたところで降板となったものの、打線の援護もあって白星を手にした。「メジャーでの第1球を投じ、最初の三振を奪い、最初のヒットを打つこともできた」と試合を振り返ったアラード。ブライアン・スニッカー監督は「自分自身をしっかりコントロールできていたと思うよ。雨で試合開始が遅れて難しい状況だったけどね」と及第点を与えていた。

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