レッズ5連敗ストップ ディスクラファーニが今季7勝目

【ブリュワーズ7-9レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

レッズはブリュワーズ先発のジュニア・ゲラの立ち上がりを攻め、初回にホゼ・ペラザの9号2ラン、タッカー・バーンハートのタイムリーなどで4点を先制。2回裏にも一死満塁から押し出しと内野ゴロで2点を追加し、ゲラを2回途中6失点でノックアウトした。その後はブリュワーズがクリスチャン・イェリッチの2本塁打などで追い上げ、7回表終了時点で1点差となったものの、レッズは7回裏にスクーター・ジェネットの2点タイムリー三塁打でリードを広げ、その後のブリュワーズの反撃を1点に抑えて9対7で逃げ切り。7回途中4失点のアンソニー・ディスクラファーニは打線の援護に恵まれ、今季7勝目(4敗)をマークした。

レッズのジム・リグルマン監督代行は「アンソニー・ディスクラファーニが良いピッチングをしてくれた。彼は立派なメジャーリーグの投手だね」と語り、4失点を喫しながらも試合を作ったディスクラファーニの力投を称えた。2015年から2年連続で9勝をマークしながら昨季は故障で全休となったディスクラファーニだが、今季は6月上旬に戦列復帰を果たすとここまでチーム最多タイの7勝をマーク。シーズン通算の防御率は4点台だが、8月は5先発で3勝1敗、防御率2.62と以前の安定感を取り戻している。リグルマンは「彼の成績は投げているボールの質の高さを表していない」と語り、数字が示す以上にディスクラファーニに信頼を寄せている様子だった。

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