先発全員安打で18安打17得点 レンジャーズが大勝

【オリオールズ8-17レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

レンジャーズは序盤から打線が爆発。1点ビハインドの1回裏にジュリクソン・プロファーの11号3ランで逆転に成功すると、2回裏にはデライノ・デシールズ、ジョーイ・ギャロ、イサイアー・カイナーファレファのタイムリー二塁打などで大量7点を奪い、一気にオリオールズを突き放した。オリオールズもマーク・トランボの13号2ラン、ケイレブ・ジョセフの3号2ランなどで反撃に出たものの、レンジャーズは6回裏にルーグネッド・オドーアが11号2ラン、7回裏にギャロが27号ソロを放つなど、終わってみれば先発全員安打&全員得点となる18安打17得点の猛攻でオリオールズを圧倒した。

オリオールズのバック・ショウォルター監督は「レンジャーズはたくさん点を取ったね」と試合を振り返り、「これでは勝てないよ。打者有利な球場であることは確かだし、相手チームには好打者がたくさんいるけど」と失点を重ねた投手陣に苦言を呈した。先発のアンドリュー・キャッシュナーは2回途中10失点でノックアウトされ、登板したリリーバーたちもことごとく失点。無失点で登板を終えたのは12点ビハインドの8回裏二死の場面で敗戦処理としてマウンドに上がった野手のダニー・バレンシアだけだった。18安打を浴びたのはともかく、メジャー有数のフリースインガーとして知られるオドーアに5四球を与えるなど、与四球は合計10個。30人近い走者を出しては勝ち目がないのも当然だった。

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