クルーバー自身7度目の完封 インディアンスが圧勝

【エンゼルス0‐3インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

まさにエースというべき投球だった。エンゼルス3連戦に臨んでいるインディアンスは対戦成績を1勝1敗として運命の3戦目を迎えた。先発のコリー・クルーバーが序盤から相手打線をまったく寄せ付けない完璧な投球で自身7度目の完封勝利を挙げてチームを今カード勝ち越しに導いた。

クルーバーは初回、2死から大谷翔平との対決を迎えた。クルーバーにとっては本塁打を打たれた因縁がある相手ではあったが、カッターを巧みに使い、見逃し三振に片づけた。その後は3回のピンチの場面にも動じずに無失点に抑え、調子を上げていった。終盤7回以降は相手打線を無安打とし結果的には98球の省エネ投球を披露した。

エースを援護したい打線はエンゼルス先発、フェリックス・ペーニャの前に5回まで無得点に抑えられていた、6回、レオニス・マーティンの2試合連続弾で均衡を破るとマイケル・ブラントリーにもタイムリーが飛び出し追加点を挙げた。その後は相手バッテリーのミスの間にダメ押し点を入れるとそのまま逃げ切って勝利となった。敗れたエンゼルスは大谷が前回とは一変、4打数無安打2三振に倒れ打線の起爆剤になることができなかったペーニャの5回までの好投空しく、打線はわずか3安打と精彩を欠いた。

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