メッツが先攻逃げ切り 新人・マクニール3安打の活躍

【レッズ4-6メッツ】@シティ・フィールド

6回までに6点を先行したメッツが、その後のレッズの反撃を4点にとどめ、6対4で逃げ切り。メッツ先発のノア・シンダーガードは7回表に崩れたものの、7回途中4失点で今季7勝目(2敗)をマークした。メッツ打線はレッズ先発のホーマー・ベイリーの立ち上がりを攻め、初回に5安打を集中して3本のタイムリーで3点を先制。4回裏にはケビン・プラウェッキーの3号ソロとウィルマー・フローレスのタイムリーで2点を追加し、6回裏にはジェフ・マクニールに2号ソロが飛び出した。レッズは7回表に4点を返したものの、反撃はここまで。4回途中11安打5失点のベイリーは今季9敗目(1勝)を喫した。

メッツの新人二塁手・マクニールが素晴らしい活躍を続けている。昨季までは長打力に欠ける俊足巧打タイプの内野手だったものの、今季に入って長打力が開花し、今季マイナーではAA級とAAA級で合計88試合に出場して打率.342、19本塁打、71打点、OPS1.028の好成績をマーク。日本時間7月25日にメジャー昇格を果たすと、この試合での3安打を含め、12試合で打率.364、2本塁打、OPS1.068と自慢の好打を発揮している。ミッキー・キャラウェイ監督は「彼がこの活躍を続けてくれれば、オフシーズンに二塁手を探す必要はなくなるかもね」とマクニールの活躍を絶賛。今後の活躍次第では正二塁手定着も夢ではなさそうだ。

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