リンドーアの29号3ランでインディアンスがサヨナラ勝ち

【ツインズ2-5xインディアンス】@プログレッシブ・フィールド

インディアンスは1点リードの9回表に登板したクローザーのコディ・アレンがミゲル・サノーに8号同点ソロを被弾したものの、その裏に二死一、三塁のチャンスを作り、フランシスコ・リンドーアがライトスタンドに突き刺さる29号サヨナラ3ラン。劇的な勝利で2位・ツインズとのゲーム差を再び10に広げた。先発のマイク・クレビンジャーが7回95球1失点の好投を披露したインディアンスは、1対1の同点で迎えた5回裏にマイケル・ブラントリーの内野ゴロの間に勝ち越しに成功。8回表を2番手のブラッド・ハンドが無失点に抑え、クローザーのアレンにバトンを渡したものの、アレンが痛恨の被弾。しかし、MVP候補の1人であるリンドーアが勝負強さを発揮し、ライトスタンドへ劇的な一発を叩き込んだ。

2対2の同点で迎えた9回裏二死一、三塁の場面で打席に入ったリンドーアが初球のやや高めに浮いたチェンジアップを振り抜くと、ライナー性の打球がライトスタンドへ突き刺さった。リンドーアの通算3本目のサヨナラ打は、チーム今季3度目のサヨナラ勝利を呼び込む29号3ラン。打球がライトスタンドに着弾した瞬間、リンドーアは喜びを爆発させ、本拠地プログレッシブ・フィールドは大歓声に包まれた。昨季は33本塁打を含む81本の長打を放ったリンドーアだが、今季はすでに29本塁打を含む67本の長打を放っており、昨季を大幅に上回るペース。各部門で自己ベストを更新するペースで数字を積み重ねており、残り試合での活躍次第ではMVP受賞の可能性も十分にありそうだ。

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