初回に3者連続本塁打で5点先制のブリュワーズが勝利

【パドレス4-8ブリュワーズ】@ミラー・パーク

初回に3者連続本塁打で5点を先制したブリュワーズは、先発のヨーリス・チャシーンが6回3失点と試合を作り、8対4で逃げ切り。地区首位のカブスが敗れたため、首位とのゲーム差を1.5に縮めた。ブリュワーズはメジャー初登板初先発となったパドレス先発のブレット・ケネディの立ち上がりを攻め、ヘスス・アギラー、トラビス・ショウ、エリック・エームズの3者連続本塁打で5点を先制。その後もオーランド・アルシアの3号ソロ、クリスチャン・イェリッチの18号ソロなど一発攻勢を続け、5本塁打を含む14安打8得点の攻撃でパドレス投手陣を攻略した。

7月のトレード市場でマイク・ムスターカスとジョナサン・スコープを打線に加え、上位から下位まで一発長打を秘める打者が並ぶようになったブリュワーズ打線。クレイグ・カウンセル監督は「これが我々の点の取り方だよ」と一発攻勢での勝利を喜んだ。ブリュワーズは過去に6度、3者連続本塁打を記録しており、今回の3者連続本塁打は2015年5月19日(現地時間)のタイガース戦でライアン・ブラウン、アダム・リンド、アラミス・ラミレスの3人が連続本塁打を放って以来3年ぶり。しかし、過去6度の3者連続本塁打はいずれもロードゲームで記録したものであり、ホームゲームでの3者連続本塁打は球団史上初の快挙となった。

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