第20週の週間MVPにJ.D.マルティネスとジマーマンが選出

日本時間8月14日、2018年レギュラーシーズン第20週(現地時間8月6日~8月12日が対象)の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはJ.D.マルティネス(レッドソックス)、ナショナル・リーグはライアン・ジマーマン(ナショナルズ)が選出された。

マルティネスは打率.464(28打数13安打)、4本塁打、11打点、OPS1.603の好成績をマークし、今季2度目・通算8度目の週間MVP選出となった。現在、マルティネスは本塁打(37)と打点(104)の両部門でリーグトップに立っており、打率.333は同僚のムーキー・ベッツ(.350)に次ぐリーグ2位の数字。移籍1年目から猛打を発揮し、三冠王の可能性を秘めている。レッドソックスのアレックス・コーラ監督は「もちろん彼には三冠王を取ってほしいけど、彼が首位打者になるということは他の選手(=ベッツ)がスランプに陥ってしまうということだからねえ」と冗談ぽく話していた。

一方のジマーマンは打率.476(21打数10安打)、3本塁打、12打点、OPS1.586という好成績を残し、昨年4月以来、自身5度目の週間MVPに選出された。ジマーマンは日本時間8月12日のカブス戦で今季2度目となる1試合2本塁打を記録し、6打点を叩き出す活躍。日本時間8月8日に行われたブレーブスとのダブルヘッダーではいずれの試合でも3安打を放った。日本時間7月21日に故障者リストから復帰して以降は打率.354と好調を維持しており、現在のナショナルズ打線において最も好調な打者の1人となっている。

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