投打噛み合いインディアンス快勝 クルーバーが15勝目

【インディアンス8-1レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

インディアンスは序盤からレッズ先発のサル・ロマノに襲い掛かり、ホゼ・ラミレス、ヨンダー・アロンゾ、メルキー・カブレラのタイムリーなどで2回までに6点を先行。先発のコリー・クルーバーは6回裏に3者連続三振を奪うなど7回96球1失点の好投で今季15勝目(6敗)をマークした。投打がガッチリと噛み合ったインディアンスはこれで4連勝。2位ツインズとのゲーム差は暫定ながら13に広がり、地区優勝に向かって独走態勢を築いている。

「投」のヒーローが両リーグトップに並ぶ15勝目をマークしたクルーバーならば、「打」のヒーローは3安打2打点の活躍を見せたラミレスだろう。1回表に先制タイムリーを放ったラミレスは、2回表にチャンスを広げる二塁打を放ち、7点リードで迎えた6回表にはダメ押しともいえる36号ソロ。本塁打王レースで両リーグトップに立つJ.D.マルティネス(レッドソックス)に1本差とし、打率は.305、OPSは1.054へと上昇した。今季はすでに27盗塁を記録しており、「30-30(30本塁打&30盗塁)」どころか「40-30」や「40-40」、「50-40」を達成する可能性すらある。驚異的な成長曲線を描く25歳の三塁手が、地区優勝ロードを突き進むインディアンスの戦いを牽引している。

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