Rソックスが1イニング11得点で逆転 2連戦をスイープ

【マーリンズ6-14レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

先発のデービッド・プライスが手首に打球を受けて3回限りで降板するアクシデントがあったレッドソックスだが、2点ビハインドの7回裏に打線が爆発。5人が1イニング2安打を記録するなど打者15人を送り込む猛攻で12安打を放って11得点を奪い、逆転勝利を収めた。レッドソックスはマーリンズ2連戦をスイープし、7回表の1イニングを無失点に抑えた3番手のタイラー・ソーンバーグが今季2勝目(0敗)をマーク。マーリンズは先発のトレバー・リチャーズが6回途中3失点と力投したものの、7回裏に投げた4人のリリーバーがことごとく打ち込まれ、ド派手な逆転負けを喫した。

7回裏のレッドソックスの攻撃は圧巻の一言だった。エドゥアルド・ヌニェスとイアン・キンズラーの連打で無死二、三塁のチャンスを作ると、ブレイク・スワイハート、ジャッキー・ブラッドリーJr.、ムーキー・ベッツの3連続タイムリーであっという間に逆転に成功。アンドリュー・ベニンテンディが送りバントを決めたあと、ブロック・ホルトがタイムリー三塁打を放ち、J.D.マルティネスが敬遠されて一死一、三塁からザンダー・ボガーツ、ヌニェス、キンズラー、スワイハート、ブラッドリーJr.の5連続タイムリーでさらに6点を追加した。アレックス・コーラ監督は「彼はよくバットが振れていた」と猛攻の口火を切ったヌニェスを称え、「あのイニングはホームランは出なかったけど、みんながベースを駆け巡っていたね」と1イニング11得点の猛攻を振り返った。

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