第23週の最優秀ブルペンにアストロズが選出

日本時間9月3日、MLB公式サイトではレギュラーシーズン第23週(対象期間は現地時間8月27日~9月2日)の最優秀ブルペンにアストロズを選出した。第23週のアストロズは7試合を4勝3敗で乗り切り、2位アスレチックスに2.5ゲーム差をつけてア・リーグ西部地区首位の座をキープ。ブルペンは防御率1.78の好成績をマークしてチームに貢献した。

最優秀ブルペンを選出する際のポイントの計算方法は至ってシンプル。以下のルールに従ってポイントを加減していくだけである(合計100ポイントで優秀だと考えられている)。

・1アウト=+1.5ポイント
・1奪三振=+1.5ポイント
・1セーブ=+5ポイント
・1被安打=-2ポイント
・1自責点=-4ポイント
・1非自責点=-2ポイント
・1与四球=-1ポイント
・1セーブ失敗=-5ポイント

7月末の「ノン・ウエーバー・トレード・デッドライン」でライアン・プレスリーやロベルト・オスーナを補強し、層の厚みが増したアストロズのブルペン。第23週は96ポイントを獲得し、メジャー最多の33回1/3を投げて82.5ポイントを記録したアスレチックスや74ポイントのジャイアンツ、73.5ポイントのカブスを上回った。プレスリーは4度の登板をいずれも無失点に抑え、ジョー・スミスも4試合無失点の好投。ブルペン全体では与四球9に対して30個の三振を奪い、直近3試合では計6イニングを投げて無失点と安定したパフォーマンスが続いている。なお、今季の救援防御率は2.94であり、両リーグ唯一の2点台となっている。

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