カイケルが6回1失点の好投で11勝目 アストロズ3連勝

【ツインズ1-4アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

アレックス・ブレグマンの28号ソロ、ユリ・グリエルの9号ソロなどで4回までに4点を先行したアストロズは、先発のダラス・カイケルが6回100球1失点(自責点0)の好投。2番手のコリン・マクヒューも2回5奪三振無失点の快投を見せるなど、リリーフ陣が3点のリードを守り抜き、ツインズに4対1で勝利した。連勝を3に伸ばしたアストロズは、2位アスレチックスとの2.5ゲーム差をキープ。敗れたツインズは先発のカイル・ギブソンが7回4失点(自責点2)と力投したが、得点圏で12打数2安打に終わるなど、打線が繋がらなかった。

ジャスティン・バーランダーとゲリット・コールがサイ・ヤング賞候補に挙げられるほどの活躍を見せる一方で、黒星が先行する苦しいシーズンが続いていたカイケル。しかし、7月に5先発で4勝1敗、防御率1.65の好成績をマークして負け越しを1に減らすと、8月も6先発で2勝1敗、防御率3.49と安定したピッチングを続け、ようやく勝敗を五分に戻した。そして9月の初先発となったこの試合で6回1失点(自責点0)の好投を見せ、今季11勝目(10敗)をマーク。後半戦は防御率2点台と本来のパフォーマンスを取り戻しており、ついに白星が先行した。「今日は重要な場面で良い球を投げることができたと思う」と自身のピッチングを振り返ったカイケル。A.J.ヒンチ監督も「彼はシーズンを追うごとに良くなっている」と2015年サイ・ヤング賞左腕の復調を喜んでいた。

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