ポーセロ好投16勝目 Rソックスがカード勝ち越し決める

【レッドソックス5-1ブレーブス】@サントラスト・パーク

レッドソックスは先発のリック・ポーセロが2回裏にカート・スズキに10号先制ソロを許したものの、5回100球を投げて2安打1失点の好投を披露。打線は5回表にポーセロのヒットから一死満塁のチャンスを作り、ザンダー・ボガーツの押し出し四球、スティーブ・ピアースのタイムリー、エドゥアルド・ヌニェスの内野ゴロで3点を奪って逆転に成功した。6回表には二死満塁の場面でピアースが2点タイムリーを放ってブレーブスを突き放し、4人のリリーバーが各1イニングを無失点に抑えて逃げ切り。ア・リーグ東部地区首位のレッドソックスはナ・リーグ東部地区首位のブレーブスに連勝し、3連戦の勝ち越しを決めた。

レッドソックスのアレックス・コーラ監督は「彼は良い仕事をしてくれたね」とポーセロの好投を称えた。「彼がしっかり5イニングを投げ切ってくれたことについて我々はとても満足している。打線にも火をつけてくれたしね」とコーラはポーセロのヒットから始まった5回表の逆転劇にも言及。今季のポーセロは7打数3安打(打率.429)とバットでも結果を残し、自らを助ける場面が目立っている。ポーセロは今季打席に立った3試合でいずれもヒットを放ったが、指名打者制の導入以降でア・リーグの投手が同一シーズンに3試合以上でヒットを放ったのは1998年のエリック・ミルトン、2009年のアンディ・ソナンスタイン、2011年のザック・ブリットン、2013年のバド・ノリスに次いでポーセロが5人目。指揮官は「3試合連続安打をさらに伸ばしてくれるかもしれないね」と冗談っぽく話していた。

© MLB Advanced Media, LP.