ブルージェイズ ギボンズ監督が今季限りで退任へ

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ジョン・ギボンズがブルージェイズの監督として過ごす期間が終わりに近付いているようだ。日本時間9月7日、MLBネットワークのジョン・ヘイマンはブルージェイズとギボンズが今季終了後に別の道へ進む可能性が高まっていることを報じた。

ヘイマンは球団関係者の話として、ブルージェイズが新監督とともに2019年シーズンを迎える可能性が「99.9%」であると報じ、MLB.comのマーク・フェインサンドもギボンズが今季終了後に監督の座を退く可能性が非常に高いことを伝えている。ロス・アトキンスGMはこの件に関するコメントを避けているが、関係者の話を総合すると、ギボンズが今季終了までチームの指揮を執ることはほぼ確実。ギボンズの契約は少なくとも2019年まで(2020年は球団オプション)残っているものの、ブルージェイズは今季終了後に新監督探しに動くことになりそうだ。

今季のブルージェイズは63勝77敗の借金14でア・リーグ東部地区の4位に低迷。首位レッドソックスに33.5ゲームもの大差をつけられている。2015年に22年ぶりの地区優勝を果たし、2016年にはワイルドカードでポストシーズンに進出して2年連続でリーグ優勝決定シリーズまでコマを進めたものの、2015年はロイヤルズ、2016年はインディアンスの前に敗退。当時の主力選手が次々に衰え、チームを去っていったこともあり、昨季は地区4位、今季も地区4位と苦しいシーズンが続いている。

チームは8月末にジョシュ・ドナルドソンをインディアンスへ放出。これで2年連続のポストシーズン進出を支えた主力選手はほとんどいなくなり、関係者の間ではドナルドソンの放出を「新時代開始の合図」と捉える向きもある。球団傘下にはブラディミール・ゲレーロJr.やボー・ビシェットといったトップ・プロスペクトもおり、新監督の下でチーム再建に向けて新たなスタートを切りたいというのが球団の思惑なのだろう。

ギボンズは2004年途中から2008年途中までブルージェイズの監督を務めており、2013年に始まった現在の政権は第2次政権。計11シーズンにわたってブルージェイズの監督を務め、通算1560試合で783勝777敗(ポストシーズン進出2度)という成績を残している。